Midjourneyプロンプト作成完全ガイド

Midjourneyプロンプトとは？

Midjourneyでは、プロンプトはAIに与えるテキストコマンドです。単語一つ、一文、または様々な要素を組み合わせた詳細な説明として、AIの出力結果を導くために使用されます。プロンプトはAI創作過程の設計図です。プロンプトが慎重に設計されるほど、最終結果は期待に沿うものになります。

Simple prompt: An alien humanoid --v 6.1

More detailed prompt: A low-angle shot of an alien humanoid creature with a glowing screen on its face, looking down from the side, atmospheric lighting, and a minimalist background --v 6.1

プロンプトの基本構成要素

プロンプトは以下の主要な要素に分解でき、より効果的にAIを導くことができます：

1. 主題: 画像に表示したい内容 - キャラクター、物体、シーン、または概念など。例えば、「人物」「石」「砂漠」「サイバーパンクな都市」など。
2. 背景・シーン: 主題が置かれている場所や空間的な関係性。例えば、「山々の上を飛ぶ石」や「夕暮れ時のサイバーパンクな都市」など。
3. スタイル: 水彩画や油絵などの芸術スタイル、またはサイバーパンクなどのモダンなスタイルを指定できます。これによりAIが画像をどのように描画するかの創造的な方向性が与えられます。
4. 雰囲気・ムード: 画像が伝えるべき感情的なトーンや雰囲気を描写します。「神秘的な」「明るい」「シュールな」「穏やかな」などの言葉がMidjourneyに画像のトーンを設定する手助けとなります。
5. 技術的パラメータ: 画像のスタイル方向[--sref]、キャラクターの状態[--cref]、サイズ[--ar]などを制御するための適切なパラメータコマンドを使用します。

A low-angle shot of an alien humanoid creature with a glowing screen on its face, looking down from the side, atmospheric lighting, and a minimalist background --v 6.1

A low-angle shot of an alien humanoid creature with a glowing screen on its face, looking down from the side, atmospheric lighting, and a minimalist background --sref 2946597935 --sw 88 --s 666 --niji 6

画像のスタイル方向[--sref]、キャラクターの状態[--cref]、サイズ[--ar]などを制御するための適切なパラメータコマンドを使用します。

プロンプトの最適化方法

Midjourneyのアルゴリズムは、プロンプトを半抽象的に解釈します。文字通りの逐語的な理解ではなく、全体的な概念を処理し、最終的な画像をあなたの説明に合わせようとします。つまり、理想的な結果を得るには具体性が重要となります。シンプルなプロンプトやパラメータの調整から始めて、生成結果に基づいて調整を行うことをお勧めします。

1. Initial prompt: Prompt: A banana is floating in the air --v 6.1

生成された結果を確認：良好に見えるが特定のアートスタイルが不足している場合、さらなる反復と最適化が可能です。

2. 最適化されたプロンプト：溶けた金属で作られたバナナ型ホログラム、空中に浮かび、薄紫色の背景、ミニマルデザイン、ベクターイラスト、高解像度写真 --v 6.1

3. 調整パラメータの追加：溶けた金属で作られたバナナ型ホログラム、空中に浮かび、薄紫色の背景、ミニマルデザイン、ベクターイラスト、高解像度写真 --sref 1982393082 --sw 116 --s 321 --v 6.1

問題が見られます。スタイルコードが間違っているので、修正しましょう

4. スタイルコードの変更：結果が期待に近づいた場合、さらにプロンプトを調整できます。

--sref 4262062604 / --sref 3423758849 / --sref 4115477301 / --sref 1855803089

最終的に、スタイルコードを変更し、プロンプトとパラメータコマンドや数値を段階的に最適化することで、目的を達成しました。これにより、より正確で視覚的に印象的な出力結果を生成することができます。